2014年2月25日火曜日

ハンフィトンポストで吃音が取り上げられました。

面接官は、吃音者を「コミュニケーション能力不足」と勘違いしてはいけない

http://www.huffingtonpost.jp/satetsu-takeda/stutter-communication_b_4836309.html

吃音がハンフィトンポストに取り上げられました。

北海道の自殺した吃音者を取り上げた、朝日新聞の記事を読み吃音に関心を持った記者の方による記事です。

>「噛む」という笑いがポップに受け取られることは、シリアスに向き合ってきた人をほぐす効能もあるかもしれない(事実、「アメトーーク!」の放送回を見た吃音者からそのようなツイートを見かけた)。しかし、ポップとシリアスは当然、反目し合う可能性も高い。少なくとも企業の採用面接官は、やたらと漠然とした「コミュニケーション能力」という優先順位を高めるのはどうぞご自由にだが、その前に不可抗力でコミュニケーションのスタートがうまくいかない吃音を、正しく理解しておかなければいけない。

的を射ない吃音理解が多い中、吃音のある人の生きにくさを、ある側面からうまく記事にして下さっています。

持って生まれたものは、活かすしかないというのが僕自身の吃音観です。
吃音を、いじって欲しいくらいです。

「吃音を通じて、人生を楽しむ」「悩みである吃音を笑いに変える」との観点で、救われる吃音者が少なからずいると考えています。
しかし、本人の捉え方だけでは、解決しない問題(この記事では就業)があることを端的に示しています。

うまくは言えませんが、吃音を持つ仲間の死が、大きな反響を呼んでいます。吃音の生きづらは、多くの人に伝わるし、伝えなくてはいけません。彼のように、死を選ぶ仲間をもう見たくはありません。一人でも多くの人が声をあげて欲しいと思います。今回の記事のように、その声はきっと伝わるはずです。

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